当社オリジナル 「市ばん豚」



市ばん豚について

市ばん豚は、テレビ(名古屋テレビ どですか)でネーミングを募集し、多数の応募の中から決まった名前です。
現在は県内外合わせて三つの契約農場で飼育されており、独自の給餌態勢で飼育されています。流通は相対で行っており、契約で価格固定することで、高品質で安全な豚肉を「安定した価格」で提供出来る体制としております。飼育方法についても契約農場まかせではなく、市場に出た段階での品質についても議論を重ね、次の生産に生かすという方針で日々精進をしております。

市ばん豚の生産・流通に関しては飼料から飼育、加工に至るすべてを当社で管理・把握しており、ロット番号で管理を行なうことで「いつ、どこで生産されたか分かるシステム」を組んでいます。加工においても当社豊田工場がHACCP(ハセップ)に対応しており、食品衛生の部分でも非常に優れた銘柄豚と言えるかと思います。

HACCPとは

アメリカ航空宇宙局が高度な安全性を保障するために考え出した食品衛生管理の手法です。今までは最終製品に問題がなければ良しとしていたものを、各工程において生産的、科学的、物理的な危害をリストアップし、そこを重点的に管理することによって、製品の安全性を図る方法です。




市ばん豚の特徴について

@ 豚肉特有の臭いがなく風味がよい。
A マイロ、麦などの穀類を主体とした純植物性飼料飼育。
B 脂質の融点が低い。
C 肉・脂に甘みがある。
D 内臓肉に弾力があり、深みのある味
E あっさりしている。


市ばん豚が支持される理由

一般的な肥育用飼料と比較してトウモロコシの配合率が低いことで(図1)リノール酸(融点の低い不飽和脂肪酸の1種)を少なくすることが可能となりました。飼料中からの融点の低い油を減らすことであっさりした脂を豚自身が飼料中のでんぷんから作る為、一般的な肉豚用飼料よりも脂の質が良いのです。また、動物質原料未使用によって肉の臭みの原因を減らし、豚肉本来の風味を損なわないようにしています。この"市ばん豚"専用飼料で生産した豚肉を使用して食味検査を行ったところ図2,3のような結果となり、"市ばん豚"のおいしさがわかりました。


図1:"市ばん豚"専用飼料配合割合の比較


図2:市ばん豚 食味検査結果 おいしさのスコアリング


図3:市ばん豚のロースのおいしさ比較

※ 上の図は食味検査を行っていただいた味覚検査員の方々のコメントをまとめたものです。市ばん豚は一般的な豚肉と比較してやわらかく、ジューシーであっさりとし、旨味の強い豚肉であることがわかりました。



市ばん豚取扱い店


精肉店「いちや」


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